2-2.TECH時評 「どうする?SNS!」
What will you do about Social media ?

六本木交差点で「奏でる乙女」は何を思いどんな音楽を奏でているんだろう?
そうです。
今回のTECH時評はみんな大好きだけど「なかなかね〜」なSNSについてです。
思い起こせば大学時代、私は携帯電話もパソコンももっておりませんでした。約20年前の話です。Windowsは98になり、インターネットもADSLから光になり、いよいよ手に手にケータイを持って全員がケータイで連絡を取り合いつつある時代。
私にはおそらく一生縁のないものだと思っていました。リアルに手紙と家の電話でした。
それでも恩師を追いかけて別の大学に潜りはじめたこともあり、いろんな人と密に連絡を取る必要が出たのでdocomoN501iという機種を手にした時は未来人になったような気がしたのを覚えております。

【N501i】NEC公式サイト http://www.nec.co.jp/press/ja/9903/1702.html より
卒業後しばしフリーターを経験して、ようやく劇場に入って、いよいよパソコンを貸与された際、電源の入れ方が分からず先輩のお姉さまに
「あの……で、電源ってどうやって入れるのでしょうか……」(赤面の23歳)
と聞いたら思いきり苦笑いされたのは遠い昔のようです。
パソコンとかそういうのオレは嫌いだね。と粋がっていた宮澤も、今では常にTwitterのアナリティクスを気にし、毎週お仲間たちとSpacesで音声配信をし、動画編集をして、2つYouTubeチャンネルを運営しております。
この変貌ぶりに自分でもただ驚くばかりです。
「宮澤は絶対にパソコンに手を出さないほうがいい。信じられないハマり方をするに決まっている。」
と学生時代親しい友人から言われたことを今でも鮮明に覚えています。友人の予言はしっかりと的中したというわけですね。
まったく「デジタル」に興味関心がなく、むしろ忌み嫌ってさえいた学生時代を送ったからこそもしかしたらSNSに対する違和感のようなものも持ち続けられているのかもしれません。
SNSが「最初からあるもの」ではなく「最近若者が夢中になっているもの」という認識は、たしかに「自分にはついて行けないもの」とか「自分の世代には受け入れられないもの」という距離感を持つ原因かも知れません。
が、
「SNSがなくても全然平気、だってそんなものなかった時代からどっこい生きてきてるからね」という強靱なリテラシーを身につけていると言っても良いと私は思います。
そう、
結論から言ってしまえば、SNSはやらないよりはやったほうがいいくらいのものだし、なくても全然良いものです。
でもそうではない世代がもう何十万、何百万といて、社会全体の価値観、世界観はびっくりするほどのスピードで変わりつつあり、知っていると知らないでは(やや大袈裟に言うと)風景が変わります。
その辺のところをくわしく説明しようと思いますので、尻込みせずにちょっくら最後までお付き合いくださいまし。
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